院長あいさつ
私は裕福な家庭に生まれたおかげで何不自由ない幼少期を送りました。
ところが高校生の頃、父の会社が倒産し一度は家族がバラバラの生活になりました。しばらくしてから母と弟と3人で暮らし始めることができましたが、今までの生活とは真逆のまったくお金がない生活になり、戸惑いながらも色々なことを諦め、バイトをしながらなんとか高校を卒業することができました。
私が治療費の心配をしなくて済む医療の大切さを知ったのは、母子家庭だったために医療費助成金制度を利用することができた経験からです。
私は高校で柔道をしていたために捻挫や怪我をすることが頻繁にあり、病院には随分お世話になりました。
お金が全くない、病気にかかっても「お金がないから我慢しなければ」と思って病院にも行けない人にとって、とてもありがたい制度だと思います。
社会人になってからは様々な職業を経験しましたが、整形靴の製作の仕事をしているときに「お客様が自分に合う靴を履いた為に起こる筋肉痛や関節の痛み、又は疲労が出たときのケアもできたら素晴らしいな」と思ったのが柔道整復師と鍼灸師の資格を取得した動機です。
今では足の健康だけでなく、さまざまな病気や不調で悩まれている方のお役に立てる仕事ができるようになり、この資格を取って本当に良かったと思っています。
2016年に息子が難病の中でも治療の難しい病気にかかりました。
60キロあった体重が40キロ近くまで減り、愛する息子の苦しむ姿に絶望感を抱きました。
その難病は治療法も確立されておらず、有効な薬もまだありませんが、私の鍼灸治療の甲斐があったのか1日の間に何度か腹痛は起こるものの、現在は体重も戻って元気になってきました。
【因果応報】という言葉があります。
「人の行いの善悪に応じて、それにふさわしい報いが必ず現れること」という意味ですが、病気の息子の姿を見るのは私にとって非常に辛い経験でした。
私がボランティアを始めたのも、ボランティアを通じて世のため人のために役立つことをしていれば、いつか息子にも助けの手が伸ばされると信じているからです。
また、日本国内に留まらず世界に出ていき、多くの医師や医療関係者と交流するなかで自分の医療人としての見聞を広め、経験を積むことが、息子だけではなく日本の医療の未来にも貢献できると考えています。
日本の伝統医療である鍼灸を世界に伝えることで、日本の若い鍼灸師たちの未来の活動の場を世界に広げることにも貢献します。
医療は日々進歩しています。
日本という狭い世界の中にいるよりも、海外という広い世界に自ら出ていくことで得られる情報、経験は計り知れません。
私たちの活動が日本の若者たちの未来につながり、また多くの人のお役に立つことができれば、これ以上の喜びはありません。
院長来歴
・1970年6月 岐阜県生まれ
・1991年 岐阜大学工業短期大学部繊維学科卒業
・2000年 整形靴のoosawa工房を開業
・2013年 岐阜保健短期大学医療専門学校卒業
・2014年 oosawa鍼灸整骨院 開業
・2016年 ティパティ ヨモギの会主催 ネパールのヘルスキャンプに参加
・2017年 ジャパンハート カンボジアに参加
2017年4月8日 IVAA 国際ボランティア鍼灸師協会 ネパールヘルスキャンプ参加時の仲間6名と共に設立。会長、中部地区代表理事
会社概要
会社名 | 合同会社 OOSAWA |
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設立 | 2020年6月4日 |
代表 | 大澤 安則 |
住所 | 〒501-0465 岐阜県本巣市軽海1280-1 |
電話番号 | 058-324-4404 |
院内の様子





